テーブルフレームDIYは
サイズオーダーで
DIY用のアイアン脚4本や両サイドだけのロの字脚などの場合、ワイドが長い場合や天板の大きさや重量によっては中央部が垂れてしまったり、揺れが生じたりと、難が出てしまうことは否めません。ネットでも色々と2脚1セット系のテーブル脚が販売されておりますが『取付ピッチは1000mm以上を超えないでください』など、制約があることが多いです。大きな一枚板のダイニングテーブル脚やキッチンカウンターに高さを合わせたテーブルを造作したいという方は溶接一体型のアイアンフレームがおすすめです。
とは言っても、頼み方に慣れている個人の方はなかなかいらっしゃらないと思いますので下記、ご注文の手順をご参考になさって頂けたらと思います。
その1
デザインを決める
どのようなテーブルフレーム脚の形状がよいかをカンタンな手書き図で構いませんのでPDFでお送りください。下図は参考図ですので『Aの形状で脚をロの字にしてほしい』などお伝え頂いても構いません。お使いになられたい天板の厚みやサイズなどもお教えください。
その2
寸法と材料サイズを決める
オーダーしたいテーブルフレームやアイアンフレームのワイド(幅)×奥行き×高さ(mm)をご指示ください納品先の扉、通路などの搬入ルートのご確認もお忘れなく。
主な材料サイズのページをご参考にして頂き、角パイプが3センチ角くらいなど、どのくらいの太さがよいかをご指示ください。天板の厚みに近いと見た目バランスがよいです。これでは細くて頼りないし揺れます、アジャスターは加工した方がよいです、など私の方でアドバイスもさせて頂きますのでご安心ください。使用する材料は統一した方が定尺材料取りがよいので経済的です。
その3
塗装色を決める
無塗装納品でサビを楽しむ、あるいはご自身で塗る、という方もいらっしゃいますが、多くの方は焼付塗装仕上げまで施されます。
弊社外注先の焼付塗装工場では二つの塗装手法に対応しており、ひとつは塗装強度は強いが調色不可能な粉体焼付塗装という手法です。簡単に説明すると塗料がパウダー状で焼付けることで硬化するという感じです。もうひとつは塗料が液体で調色が可能ですが粉体焼付塗装に比べると塗装強度が弱いメラミン焼付塗装という手法です。
黒、白、グレー系をご希望の場合は塗装強度の強い粉体焼付塗装がおすすめですので、ツヤ有り、半ツヤ、3分ツヤ有り、の中からご希望をお申しつけください。
対して、ページ下の写真のような黒皮色塗装(カラークリヤーのブラック)やマットブラック(黒全消)、日塗工の色番号をご指定の場合はメラミン焼付塗装にて対応をさせて頂きます。しかし、メラミン焼付塗装は
塗料が液体であることから塗装膜が薄く塗装キズがつきやすかったり、湿度状況によって角パイプ(使用材料)と塗装膜の間にサビが出てきたりすると塗膜がボコっと浮き上がって塗装が剥がれ落ちたりすることもある、という難点があります。また、吹き付け時に塗料のダレ、ムラが起こる場合もあります。ようするにメラミン焼付塗装の場合、あらゆる色の要望には応えられますが、耐久性や仕上がり具合に問題が起こることもあるのであらかじめご了承ください。







